Case

事例

営業開始後たったの1週間で、大手経営コンサルティングファームから受注を獲得!

【企業情報】
企業名:株式会社RyuLog (RyuLog Inc.)
業界:人材
企業HP:https://ryulog.com/
設立:2021年6月
資本金:25,500,000円
代表:平良 美奈子 様
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-7-2

【事業内容】
優秀な海外留学生と企業がマッチングする、奨学金プラットフォーム

【課題】
良質なアポイントを、効率よく獲得する方法を模索していた

【サービス選定理由】
ターゲットとLinkedInユーザーの相性がよく、加えて決裁者に直接アプローチできること

【結果と所感】
営業開始2日後にはアポイントを獲得。その1週間後には、受注を実現した

「海を越え、世界に挑める時代を創る」—— 留学生支援と、優秀な学生の採用を変革するRyuLogの挑戦

創業以来、若者の海外留学を軸に事業を展開。2025年2月には新サービス「Scholarship Partners」を立ち上げています。「Scholarship Partners」は “留学奨学金” を通じて企業と海外留学生がマッチングするためのプラットフォームであり、企業は早期のタイミングで優秀な学生と接点を作り採用に繋げることが可能です。また、海外留学の障壁として84%が「経済的理由(費用が高すぎる)」と回答しており、学生のチャレンジをサポートする “CSR” においても貢献できるサービスとなっております。現在、業務委託メンバーを中心に総勢18名でサービスを運営中です。

沖縄高専での原体験がRyuLog創業の原点に

平良様は沖縄高専(高等専門学校)に在学中、文部科学省の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」を活用してシンガポールに留学。アジアの驚異的な成長スピードを目の当たりにして、「なぜ近くにいるはずの沖縄県民がこれを知らなかったのか?」「地理的制約によって、高い技術力を持つ高専生が挑戦したり社会貢献する機会が失われているのではないか?」「このままでは、日本の国際競争力が落ちていくのではないか?」と強く危機感を抱いたようです。そこで、海外留学奨学金の認知と機会を沖縄の学生たちに広めるイベント活動からスタート。その後、数々の事業転換(ピボット)を経て2021年に東京へ移転 / 法人化したとのことです。

RyuLog社のミッションと社会への問いかけ

RyuLog社のミッションは「誰もが海を越え、世界に挑める時代を創造する」です。留学の価値を証明して、1人でも多くの学生が海外に挑戦できる仕組みを築くこと。そして、優良な企業と優秀な学生をマッチングする場を提供して、経験や才能が存分に活かされる豊かな日本を目指しています。

現在の注力内容と、企業開拓の壁

現在、RyuLogが最も注力しているのは「Scholarship Partners」利用企業の開拓です。学生側のニーズは高く、登録者数も順調に増えていますが、企業側の開拓が大きな課題となっています。これまでは、投資家から「トビタテ!留学JAPAN」に寄付実績のある企業を紹介いただくなど、リファラル施策に依存していました。ただ、人脈にも限界がくるので、安定的かつ効率的にリードを獲得できる方法を模索していました。

多様な営業チャネルと課題

まずは、大手求人媒体で海外大生を募集している企業にテレアポを実施。しかし、「Scholarship Partners」に登録している学生(コンサル志望や総合商社志望の「幹部候補」型人材)と企業が求める人材像(営業職や現場職の「ソルジャー」型人材)との間にミスマッチが生じていました。また、スタートアップ系の展示会にも出展しましたが、同様に来場者(大手企業 × 新規事業担当者)とターゲット(中小企業 × 人事/採用責任者)が異なるのでリードタイムや受注率に懸念を感じていました。そのため、学生の人物像に合った魅力的な求人を効率よく増やすために狙い撃ちする方針にシフト。そこで目に付けたのが「SNS(LinkedIn)営業」でした。

「キーマンアポインター」導入背景と結果/所感

LinkedInが海外や採用において頻繁に利用されるSNSということで「Scholarship Partners」と非常に相性が良いこと、そしてターゲット企業の経営層や決裁者に直接アプローチできるメリットを重視して「キーマンアポインター」を即決しました。 「外資就活ドットコム」にて海外大学生の採用を希望している企業にターゲットを絞り込んで、営業活動をスタート。その結果、2日後には急成長中の経営コンサルティングファーム HRマネージャーとのアポイントを獲得。その1週間後には、見事に受注を生み出すことができました。 “高アポイント率 × 高受注率”を実現できた背景には、「LinkedInには人事/採用を担当している方が多く、加えてアクティブユーザーであること」「LinkedIn営業の認知度が低く、ブルーオーシャンであること」「海外大学生の採用ニーズが顕在化している企業に絞ってアプローチを行ったこと」「パーソナライズされた文面(1to1マーケティング)によって、訴求力が高まったこと」「決裁者と直接コミュニケーションを取ることができるので、トップダウンの即決が決まりやすいこと」など様々な要因があります。また、そこに至るまで丁寧に細かくコミュニケーションを重ねていたことへお褒めの言葉を頂きました。

目指す未来——奨学金を究極のカジュアル面談に

RyuLog社は短期的なKPIとして2024年8月末までに「100件の求人掲載」と「20件の奨学金検討(うち5件の奨学金内定確定)」を目指しており、「海外留学奨学金を出すことが、採用に有効な手段である」という実績(成功事例)を作っていくことを目標に掲げています。 従来のカジュアル面談は、企業と学生の熱量のバラつき(学生が知らない企業には興味を持ちにくい等)があると平良様は指摘します。これに対して、「Scholarship Partners」が提供するのは“究極のカジュアル面談”。「シリコンバレーで特定の技術を身につけたい」「特定の国のDXを学びたい」といった明確な目的と高い熱量を持つハイレベルな学生と、“奨学金”という独自/新たな方法で接点を作り、効率よく早期採用に繋げることができると証明したいとのこと。企業と学生、互いの成長を加速させるRyuLog社は今後も挑戦を続けていきます。

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